全人類に見てほしいアニメ『頭文字D』の話
これは僕がずっと言っていることなのですが、全人類頭文字Dを見ろ。
イニDといえばユーロビートと車というイメージがあって、興味のない人にとってはとことん興味のないジャンルの作品に見えます(実際プロジェクトD編/4th stage以降はその傾向が強い)が、実は前半、映像作品でいうと3rd stageまでのイニDは結構車以外の要素、青春特有のドロドロっとした人間関係とかが描かれていてそっち方面でも面白い作品です。
あと古いアニメ(1期放映が1998年)なので声優陣が超豪華。
例えば主人公の藤原拓海のCVは三木眞一郎。
今でこそ「お兄さん」みたいな役の多いミキシンがちょっとスレた高校生の役をやっているというのはその筋の人間からしたら垂涎もの。
普段は天然ボケの無気力な感じなのに、クルマぶつけられたりするとムキになったり、だんだんクルマに愛着が湧いてきたりするキャラクターとしての成長にも注目。
ちなみにこのキャラは確実に僕の幼少期の人格形成に関わっている。
拓海のお父さんは石塚運昇、親友は岩田光央、走り屋チームの先輩は矢尾一樹と高木渉。友達の女の子は川澄綾子。ミキシンと川澄さんが色々するので実質UBW昔は全然知らないで観てたけど今見ると腰が抜けるメンツだね……
ライバルの声優もすごい。
その他のライバルも檜山修之、藤原啓治、神奈延年とか今見たらびっくりな名前が並ぶ。イニDに限らずしゅごキャラとか昔のアニメを今見てみると声優陣すごいのはまぁご愛嬌だよね。
前述した通り本編は2部に分かれていて、後半はひたすら他所のチームに喧嘩をふっかけていくレース10割みたいな作品なので、観てもらいたいのは前半の高校生編。
アニメで言うと1st stage(26話),2nd stage(13話),3rd stage(映画)の3シーズン。
高校生のミキシンという概念に悶えながら観ていくと、好感の持てるキャラクターが非常に多く気がついたら全部観てます。これはマジ。
一応アニメとしての面白さが一通りわかるのは1期の5話なのでそこまでは観てもらいたいと思ってます。
難点が配信サービスが少ないこと。
ネトフリアマプラDアニメにはありません(出来の悪い新劇場版はある。なんで?)。DTVで観ましょう。31日間無料だし。