芦のまろやに 秋風ぞ吹く

コンテンツを浪費し、たまに風俗に行く

そろそろ今期のアニメの話(2020冬)

前クール、2019年秋は豊作のクールであった。

 

 

 

文句なしの覇権、「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」と「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」を筆頭に、ラブコメは「戦×恋(ヴァルラヴ)」、「俺を好きなのはお前だけかよ」がしっかりカバー。辛い現実に対する日常枠として「ぼくたちは勉強ができない(第2期)」、「放課後さいころ倶楽部」。ファンタジーは「魔入りました!入間くん」、「慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」が強い。

そしてしっかり苦痛修行枠の「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」も携えたスキのないクールであった。

 

 

 

「このようなクールを経験してしまった我々は、もう並のクールでは満足が出来ないのではないか?」

 

 

 

一抹の不安が我々の脳裏をよぎる。クリエイターの諸兄が毎クールその不安をバハムートのファンファーレの如く払拭してくれている事実は理解していても、本能は毎回その恐れを呼び起こす。

 

 

 

「今期は見るアニメが無いのではないか」

 

 

 

かくいう筆者もその一人だ。故に語らなければなるまい、今期も豊作である、と。

 

 

 

以下は、備忘録の意味も込めて、筆者が一話をチェックし、視聴をキメたものを曜日順に並べる。尚、筆者はAbemaが主な視聴ツールなので曜日はそこに準拠する。

 

 
月曜日

皆さんは夜空を見上げた事はあるだろうか?

 

 

 

都会では見えぬ星の名に思いをはせてみるのも、また乙なものである。

 

 

 

それは星に結ばれた奇跡の百合、「恋する小惑星」は見事筆者の琴線に触れた。

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初見では「ブレンド・S」の系譜を継ぐNLきららか?と思ったもののその予想はいい意味で裏切られる。

 

 

 

まさか好感度カンスト百合とは夢にも思わんで、しかもCPは一つじゃないっぽいし……これは週の初めから癒やされそうだ。

 

 

 

ところで、僕は動物が苦手だ。

 

 

 

けものフレンズ」は動物のデフォルメ化とその習性の再現によってそれを払拭した。

 

 

 

ならば、あとはペロペロしたら仲間である

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群れなせ!シートン学園」は新たなケモ系アニメの道を切り開いた。

 

 

 

普通にためになる知識とかもあるのでぜひ見てほしい。あとEDは必見である。

火曜日

今期のアニメ一覧を見た時、僕は落胆した。

 

 

 

「ひと目で分かる苦行アニメがない……」

 

 

 

前クールで言えば「超余裕」その前なら「ありふれ」「チート」と、思い起こせば、ここ最近苦行に恵まれていたがゆえの甘えだったのかもしれない。

 

 

 

しかし、神は甘えを許さなかった。

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僕は、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」を、今期の修行枠として定めた。

 

 

 

その理由は1話をご覧いただければわかると思う。とにかく、虚無なのだ。

 

 

 

OP、EDから伝わってくる地雷感もたまらない。前日の「恋する小惑星」と「シートン学園」で稼いだHPをゴリゴリ削ってくる。

 

 

 

しかし、僕はそれこそクソアニメ防御力に極振りしているので視聴は継続する予定だ。

水曜日

「物語」シリーズは僕のなかで一つ大きなものになっている。

 

 

 

僕は原作のファンであったのだけれど、あの軽快な会話劇を、さようにして映像化したものかと感動を覚えた記憶がある。

 

 

 

また、「古典部」シリーズも好きなので、僕はきっと会話劇が好みなのだろう。

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虚構推理」は、そんな僕の欲求を満たしてくれそうである。

 

 

 

[恋愛×伝奇×ミステリ]を謳う本作であるが、その会話のテンポに一目惚れをしてしまった。個人的今期の覇権候補である。

 

 

 

あと欠損少女は良い

木曜日

 皆さんは、「獣の奏者 エリン」を見て育った世代だろうか?

 

 

 

「甲虫王者 ムシキング 森の民の伝説」は?

 

 

 

あのような「絵柄に似合わないシリアスな世界観」を描くアニメは、近年そうなかったのではないだろうか。

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ソマリと森の神様」は、久しぶりにそんな感覚を思い出させてくれた。

 

 

 

OPは森山直太朗、ますます00年代NHK感がすごい。優しい気持ちになれる作品なので、是非。

金曜日

まず、「へやキャン△」は確定である。

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ゆるキャン△」は4期ぐらいまで幻覚を見ていたので、まあ、文句なしと言ったところ。

 

 

 

そして、やっぱり緒方少年は最高であった。

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地縛少年花子くん」は声と絵柄で脳をとろかしてくるタイプのアニメである。

 

 

 

それ故にここでいくら語っても良さは伝えきれない。1話の導入としての完成度も非常に高いので、是非それだけでも見てほしい。

土曜日

まぁ言わずもがな、2クール目に突入した「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」は確定である。

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さて、皆さん僕の男の娘風俗レポは読んでいただけただろうか?

fallwind.hatenablog.com

 

 

 

まだで興味がお有りの方は是非読んでいただきたい。

 

 

 

僕がこのようなことをするのは、前例を作ることでそれに対するハードルを下げる意味もあったりする。

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異種族レビュアーズ」は、そんな僕に染みるアニメであった。

 

 

 

とはいえ、内容はコメディ一色。いわゆる「エロコメ」である。ニコニココメ付きで見るとより一層楽しいタイプのアニメである。是非。

日曜日

 出来がいいアニメが見たい。

 

 

 

いや、出来の良い物語が聞きたい。

 

 

 

シンプルな話の面白さだけで勝負するような、そんな作品は無いものか……

 

 

 

あった。

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ID:INVADED イド:インヴェイデッド」は昨今の安易な「オタク受け」要素はすぐには見受けられない。シンプルに話が面白くて気がついたら見終わっている。そういう作品だった。

 

 

 

これはネタバレ一切なしで見てほしいと思っているので、僕の言葉を信じて是非見ていただきたい。

 

 

 

そして出来が良いといえば、「アニメ」としてみたときの出来の良さはおそらく今期トップである、「映像研には手を出すな!」も外せない。

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非常に出来が良くてちょっと唸ってしまうので本当に見てほしい。しかしFOD独占

 

 

 

最後は、少し怪しい枠である。

 

 

 

この2つに並ぶほどの大作かと言われれば、まだわからない。

 

 

 

今後の展開に期待を持たせられるぐらいにはくるものが有った。

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22/7」は普段余り僕の見ないジャンルのアニメである、が、各キャラの掘り下げ次第では化ける、作画も良いので様子見、といったところである。

 

 

 

OPEDともにあの秋元康が手掛けているので「秋元」っぽさが凄いことだけは記しておこう。

 

 

 

 

以上が今期、僕の見る予定のアニメたちである。他におすすめがあれば是非コメントでお願いしたい。